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相席ナビ MAGAZINE

その他

熊本大地震から学ぶ。『地震について考える』特集第1弾

2016.04.20(Wed)

【画像引用元http://highland.webcrow.jp/outline.html】



熊本の皆様、そして被災し避難を余儀無くされた全ての皆様。
突然の出来事、未曾有の災害に直面し戸惑いや恐怖、命の危機を感じたかと思います。

被災された全ての方に一刻も早い平穏な日常が戻りますこと、そして熊本を含む被災地全域が復興することを心より願っております。

微力な1人1人の力が集まり紡ぎ出すエネルギーは、やがて自然をも超越する大きな力となる事を、我々日本人は知っています。
皆で力や愛を持ち寄り、熊本の皆様に平和と幸せが戻る日を信じて支援して参ります。

今、必要に迫られる再認識



【画像引用元http://yoshidacraft.net/9113/】



突然大地を揺るがす自然現象『地震』。
2015年には震度1以上の地震が1,800回以上発生する地震大国日本。記憶に新しいのが2011年3月11日に発生した【東北地方太平洋沖地震】。先月で5年という歳月が過ぎたものの未だ後遺症が色濃く残る中での【熊本大地震】。

【画像引用元https://ja.wikipedia.org/wiki】



今、列島各地で頻発する大地震。これほどの地震発生大国に住んでいる私たち。果たして我々は地震という『現象』をしっかりと理解しているのだろうか。地震被災の当事者にならなければ、報道だけで終わってしまう地震についての情報。いつ我が身に起こるか分からない地震について、改めてその知識について再認識の必要性を迫られる。
家族の命、自らの命のため、そして日本人の宿命として、地震について今一度知っておくことが重要である。

地震とは



では、そもそも『地震』とは何なのか?

【画像引用元http://eien33.eshizuoka.jp/e1148055.html】



地震とは、地下の岩盤が周囲から押されることによってある面を境としてずれる現象のこと。ずれた場所を『断層』といい、常に動く断層同士が衝突したり、お互いの上下に潜り込んだりする活動の中で発生する波動が揺れとなって地表に達することを言う。我々が普段歩いている足元の遥か奥深くで、岩盤はまるで生き物のように動いているのだ。

震源域とは



岩盤がずれる事による発生する地震。そのずれによって生じた断層の規模(領域)のことを震源域という。

【画像引用元http://contest.japias.jp/tqj2000/30295/glossary/singen.html】



【震源域の目安】
マグニチュード7の地震…数十km程度
マグニチュード8の地震…100~200km程度
マグニチュード9の地震…500~1000km程度


活断層とは



【画像引用元http://www.asahi.com/special/saigai_danso/】




今回の熊本大地震でも指摘された【活断層】。地震の際によく耳にするこの【活断層】とは、現段階で地表に現れている断層と認められる地形のうち、地質時代(第四紀以降:最近約170~200万年)に活動し、今後も活動する可能性のある断層を活断層という。

つまり、活断層とは『眠る爆弾』。

いつ動き出しておかしくない地震の予備軍であり、熊本大地震ではこの活断層が連動して活発になったため、大規模な本震と本震に近い余震が頻発している。

プレートとは



【画像引用元https://www.zenchiren.or.jp/tikei/zeijaku.htm】



世界の大陸は、大きな板状の地盤(厚さ10~100㎞)がいくつも重なり、そして縫い目のように隙間なく覆われている。その大小異なる様々な板状の地盤を『プレート』と呼び、このプレートの繋ぎ目(境界)が衝突することで地震が発生するのである。地球は、まるでミルフィーユのようにプレートが幾重にも重なり合い、支え合い、そして常にひしめき合っている状態と言える。

マグニチュードと震度の違いって?



【画像引用元http://www.skr.mlit.go.jp】



「マグニチュード」とは、地震そのものの大きさ(規模)を表す。つまり、プレート同士の衝突により起きた実際の強さ。
「震度」とは、このマグニチュードという規模の力が地震として地表に達して揺らした強さのことを表す。
震度は、私たちが実際に体感する強さのため、マグニチュードより被害に直結する大きさと言える。マグニチュードは、大きさだけでなく深さ(震源と地表との距離)が大きく震度に影響する。大きなマグニチュードでも震源が地表から遠い深さなら伝わる地震の大きさは小さくなり震度も小さくなる。しかし、マグニチュードが小さくても、地表に近い浅い深さで起こった場合、地表にダイレクトに地震が伝わり大きな震度にもなってしまう。地震とは、このマグニチュード(震源での強さ)と地表の距離によって大きく左右されるというメカイズムなのだ。

まとめ



ではなぜ地下のプレートは動くのか。
その答えは『分からない』である。何千年という眠りから覚醒し突如として人々に襲いかかる地震。自然の摂理は人間の叡智を超え、理解の至らぬ未知の世界として我々人類の側に寄り添う。天気のように、おおよその確立で天候を予測出来るほどの科学的発展を見せない『地震』。



いつ起こるか分からない地震という恐怖におののくのではく、出来る限りの準備と知識を蓄える事が現状の我々に出来る最大の抵抗と言える。しかし、最も恐怖なのは『地震』自体の存在を忘れてしまう事である。ということで、次回の『地震を知る特集第2弾』では起こりうる災害に備える方法をご紹介する。

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